日本橋人形町は東京都中央区にあり、毎年8月に行われる「せともの市」などで有名です。
そんな日本橋人形町でおすすめの、和菓子のお土産を2つほどご紹介していきます。
日本橋人形町 おすすめ和菓子のお土産:人形焼き
なんといっても、町の名前が由来となっている和菓子「人形焼き」がおすすめです。
人形焼きという名前には少し怖いイメージがあるかもしれませんが、そもそも人形町の名前の由来は、薩摩浄瑠璃や人形芝居が盛んで人形遣いが多く住んでいた町だからというものです。
そんな人形町の名物として名高い人形焼きは、少しコシのあるカステラ生地にこしあんがたっぷり入ったお菓子で、七福神の顔を形取っています。
おすすめのお店は、多くのお客さんでにぎわう人形焼きの老舗、「重盛永信堂」です。
こちらの人形焼きは、極薄の皮に北海道十勝産の小豆を使用しているこだわりの品です。
重盛永信堂は「ゼイタク煎餅」でも有名ですが、これを考案したのは初代社長です。
彼は大変なアイデアマンで、飛行機にチラシを積んで空からふりまくなど、ユニークな方法で宣伝をしました。
そのアピールの甲斐もあってゼイタク煎餅の名は一気に広まり、今では人形焼きと並ぶ名物になっています。
日本橋人形町 おすすめ和菓子のお土産:どら焼き
人形焼きに並んでおすすめなのが、多くの人に慣れ親しまれている和菓子、「どら焼き」です。
どら焼きの名前の由来は諸説ありますが、形が打楽器の銅鑼(ドラ)に似ていることからついたという説が有力です。
江戸時代のどら焼きはきんつばのような形をしていたそうで、現代のカステラ生地であんこをサンドするどら焼きは、西洋のホットケーキの影響を強く受けているとのこと。
実は、そんなどら焼きで有名な場所の1つが日本橋人形町なのです。
日本橋人形町にある、絶品どら焼きの店の1つが「清寿軒」です。
1861年創業の老舗どら焼き屋さんも、今では7代目になったとのこと。
こちらのどら焼きは、砂糖は白ザラメ、餡用の小豆は北海道十勝産を吟味するなど、材料にこだわっているため、高温で焼いてもしっとりとした皮に仕上がるそうです。
また、厳選された素材の良さを活かすために、調理にも時間を惜しまず、小豆は毎日4~5時間煮込み、丁寧に手で混ぜています。
そんなこだわりと140年以上の歴史のあるどら焼きは、お土産として喜ばれることでしょう。
まとめ
いまだに古き良き町並みを残す日本橋人形町では、人形焼きやどら焼きなどの伝統的な和菓子が人気のお土産として売られています。
歴史ある街並みを楽しみながら、昔ながらの甘味に舌鼓を打ち、日頃の疲れを癒してはいかがでしょうか。
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