家賃相場が高い都市部などでは、ひとり暮らしを始めるにあたって「少しくらい狭くても、利便性を優先したい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、いくら「狭くてもいい」といっても、生活に困るくらい狭いのは考えもの。
そこで、ひとり暮らしのお部屋はどれくらいの面積が必要かなどについてご紹介します。
ひとり暮らしのお部屋はどれくらいの面積が必要?広さで間取りも変わる
ひとり暮らしで生活に困らないために必要な広さは、20平米前後だといわれています。
実際に、ひとり暮らしをする人の半数以上が23平米までのお部屋に住んでいるデータもあるので、だいたいこのくらいの面積があれば問題なく生活ができるでしょう。
参考までに、広さ別の間取りのイメージもご紹介します。
20~25平米は、一般的なワンルームの広さです。
25~30平米は、1Kタイプ。
この広さからバス・トイレが別々であるケースが多くなります。
30~35平米になると、ダイニングも設置できる1DKタイプの間取りが増えてきます。
35~40平米なら、ひとり暮らしに十分すぎる広さ。
キッチンも広めに確保された1LDKタイプの間取りのイメージです。
ひとり暮らしのお部屋はどれくらいの面積が必要?専有面積とは
ひとり暮らしの間取りは、ワンルームと1Kが6割を占めるというデータがあります。
ワンルームは、キッチンと居住スペースの間に仕切りがなく、必要最低限な広さのもっともリーズナブルな間取りです。
1Kは、キッチンと居住スペースが仕切られている間取りで、キッチンのにおいが充満するのを避けられるというメリットも。
どちらも家賃との折り合いも付きやすく、コンパクトなため掃除がしやすいのもポイントでしょう。
またお部屋の広さをイメージするにあたって、あらかじめ知っておきたいのが「専有面積」について。
共用部分とは違って、自分専用として使えるスペースの面積を指します。
ロフトやバルコニーは含まれませんが、トイレ・浴室・玄関・クローゼットなどの収納は含まれるため、専有面積だけを見て判断してしまうと「思ったよりも居住スペースが狭い」と後悔してしまうこともあるので、注意が必要です。
ちなみに専有面積÷1.62でおおまかな畳数になるので、普段から「〇畳の部屋」という表現に慣れている人は、畳数に置き換えて考えるとイメージしやすいかもしれません。
まとめ
ひとり暮らしで必要な広さは、だいたい23平米までと考えておけばいいでしょう。
家賃がリーズナブルなのはもちろんですが、コンパクトで住みやすく、掃除がしやすいのもメリットです。
広さの点で妥協すれば、より利便性の高いお部屋も探しやすくなるでしょう。
ご紹介した専有面積についても頭に入れて、自分の暮らしにフィットするお部屋を見つけてくださいね。
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