つまり、仲介手数料とは、部屋の契約をサポートしてもらえたことへの対価といえます。なお、不動産会社にとっては、賃貸物件の仲介業務に関するメインとなる収益源でもあります。
仲介手数料の相場
仲介手数料は、法律で上限が決められています。仲介手数料の上限は家賃の1ヶ月分+消費税。仲介手数料の相場は、家賃の0.5ヶ月~1ヶ月程度。
しかし、仲介手数料を満額請求せずに「無料・半額・割引」を売りにする不動産が目立つようになってきました。
仲介手数料無料の仕組み
1 不動産会社が所有している自社物件だから
不動産会社が所有しているお部屋の場合、不動産会社は仲介手数料の他に物件の管理費用や家賃の収納費用などの管理業務費用を大家に請求することで収入を得ることが可能です。
つまり、入り口で仲介手数料による収入を得ずともお部屋を契約してくれさえすれば収入の見込みが確保できるのです。
仲介手数料による収入を得なくてもお部屋の契約をしてくれれば収入の見込みが確保できるため、満額請求しないことがあるのです。
そのため、空室がなるべく発生しないように仲介手数料を割引くといった他のお部屋よりもお得であることのアピールをしています。
2 貸主が負担している
仲介手数料は原則借り手と貸し手それぞれに家賃1ヵ月分の半額(0.5ヵ月分)を請求することと法律で決められています。
しかし、事前説明を行なった上で借り手に家賃1ヵ月分を請求するということが賃貸契約においては一般的に行われています。
不動産会社は家賃1ヶ月分の範囲内であれば借り手と貸し手のどちらにどの程度請求するかをある程度選択することができます。
つまり、借り手に対して請求する仲介手数料を無料や半額にし、その分を貸し手に対して請求することが可能なのです。
お部屋を貸し出す側としても仲介手数料を負担することで空室の状況が続いてしまうことを避けることができるのであれば、毎月の収入の見込みも立つため大きなメリットになるのです。
そのため、借主が仲介手数料を全額負担してる場合があるのです
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