例えば、隣の人がずっと大音量で音楽をかけているなどの迷惑行為、あるいは部屋に設置してあったエアコンが壊れるといった備品の故障・破損などが考えられます。
個人で持ち込んだ洗濯機から水が漏れた場合などは、下の階に被害が及ばないよう迅速に対応しなければなりません。
賃貸物件に入居後、トラブルで困った際の相談窓口についてご案内します。
水漏れや設備の故障などにまつわるトラブル
水漏れが起きた場合は、すぐに管理会社や大家さんに連絡をする必要があります。水漏れは家電や家具を傷めるだけでなく、階下にも迷惑をかける恐れがある。
またエアコンや給湯器といった備え付けの設備が故障した場合も、管理会社や大家さんにすぐに連絡をしましょう。連絡をせずに業者を呼び修理をしてしまうと、修理費は自分で負担しなければならない場合があります。
室内の汚れやカビなどのトラブル
近隣住民とのトラブル
特に問題となるのが生活音などの騒音トラブルです。仮に周辺が静かであっても、隣人の騒音は実際に住んでみて初めてわかることがほとんどだと思います。
また、共用部分やゴミ出しのルールを守らなかったり、ベランダでタバコを吸ったりする住民もいます。トラブルに巻き込まれるだけでなく、反対に自分がトラブルの原因となり、クレームを入れられる可能性も十分にあることを忘れずにいましょう。
万が一、管理会社や大家さんに相談しても解決しなかった場合には、他の相談窓口をあたることも可能です。
状況が複雑になりそうな場合は、必ず文字(書面、あるいは携帯電話のメモなどでも構いません)で経緯の記録を残しておくようにしてください。
いつから困る状況が発生しており、いつ管理会社に相談した、その際の担当者は誰だったかなど、できるだけ詳しく記録しておきましょう。
相談する際に情報が少ないと、相談先も正しい対応を判断しにくくなってしまうからです。
◆行政の相談窓口
各市町村の行政には、生活に関するトラブルを相談できる窓口があります。ここでは“住まい”に関する相談も可能です。
役所の生活課ホームページなどで確認してみてください。一般的には事前予約が必要です。
◆独立行政法人 国民生活センター
消費者ホットライン「188」に電話をかけると、近くの消費者センターの案内が受けられます。
◆法テラス(日本司法支援センター)
あらゆる内容の相談先を案内してくれる、法務省所管の公的な法人です。基本的には「どこに相談すればいいのかを相談する窓口」となります。
トラブルに遭遇した際はまずオーナーや管理会社に相談をして、それでも改善しない場合は別の機関に相談してみましょう。
一番良くないのは自分の思った通りに、感情のままに行動してしまうことです。
例えば、上の階の住人と騒音のトラブルがあったとしても、どのような人物かわからない相手に直接言いに行くのは危険です。
酷い場合だと事件にまで発展するケースもありますので、まずは客観的に判断することが重要です。
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