先行申込みとは
先行申込とは、内見する前に賃貸物件の申し込みをおこなうことです。
例えば、前入居者が居住中だったり建物が完成していなかったりなど、
すぐに内見できる状態でない場合に申込手続きを先におこなえます。
先行契約とは
内見しないまま賃貸契約を結ぶのが、先行契約です。
内見しないまま手続きを進められる点でいえば、先行申込と大きな違いはありません。
しかし、先行申込は内見した段階で気に入らなかった場合は、
不動産会社に連絡すればキャンセルできます。
一方、先行契約の場合は契約書への署名捺印まで進めるため、
後日内見して賃貸物件が気に入らなくてもキャンセルはできません。
メリット・デメリット
【先行申込みのメリット】
・内見をしなくても優先順位の確保ができる
・先行申込で物件を押えながら、他の物件も並行して探す事ができる
・内見後、契約するか否かを判断できる
【デメリット】
・優先順位ができず同時審査(複数の先行申込者の中からオーナーが判断する)にされるケースがある
・退去日が明確でない為、現在の自宅の解約が出しにくい、退去が延びることがある
・先行契約を優先にされる場合がある
【先行契約のメリット】
・内見をしなくても契約の優先順位の確保ができる
【デメリット】
・万が一、室内のイメージと違ってもキャンセルができない
・退去日が明確でない為、現在の自宅の解約が出しにくい、退去が延びることがある
・入居日まで入室することができない
まとめ
先行契約と先行申込みのメリット・デメリットを理解し、注意点もしっかり考慮して、先行申込をするか決めましょう。